Strange Strain Storage.

なんとなくゆるく復活

声を、あらら、ゲル。


 所詮、自分という極小な存在がなにをしようがなにをわめこうが、世の中も人の心も些細な出来事すら変わらず、何もなかったかのように流れてゆくのですよ。もうそんなことを痛々しいほど感じ取った今日この頃。


 毎度のごとく朝寝坊、とりあえずバス停でバスを待ちながら、今から行ったってきっと30分も学校にいる時間がないんだろうと悟りつつも、足下を眺めながらこれからの行動を真剣に考えていると、自分の右の靴の横に1匹の羽蟻を見つけた。靴が障害になって、靴の形どおりに歩いていく蟻。そこで靴を動かして道を作る。障害のなくなった蟻は前をまっすぐ横切っていき、今度は左の靴にぶつかる。同様に靴をどけるとそのまま歩き続けて視界の隅に消えてゆく蟻。すると、隣に座っていた老婆の靴下でまた障害にぶつかる蟻。靴を上にもたげる老婆。靴のあった場所を通り抜けていく蟻。しかしそこで自分の認識が覆されたのは、老婆がそのどけた足を振り下ろし、靴を3回ほど地面にこすり付けて蟻の命をいとも簡単に葬り去ったことだった。唖然としてしまった。ほら、結局偽善者ぶってみたってこうなる運命なんだ。もう鬱になること極まりないさ、こんなことがあったら。自分は目の前の老婆を同じように靴で地面にこすり付けたくなった。足で顔を踏み潰して原形をとどめないほどの見るも無残な状態にしてやりたかった。手足をすべて踏み砕いて何も抵抗できないようにしてやりたかった。結局そんなやりきれない気持ちを抑えてバスに乗り込んだら学校に行くという行為が頭からすっぽりとぬけてしまい、結果的に駅前のドトールでただ黙々と葉っぱの塊を口にくわえて火をつけて消化してゆくだけになってしまった。




 あぁ・・・暗い話になってしまった。話題を変えよう。今日はバイト先の書店が新装オープンってなワケで、静かなイメージの強い本屋が無駄な活気に溢れているというなかなか見られない光景になっておりました。しかし自分が昼頃に向かったら店員は足りていたようでしてね、与えられた仕事が入り口前の自転車整理という名の挨拶当番。ずっと。ひとりで。最初こそ外に出れたことに若干はしゃぎつつも、1時間経った頃から段々と自転車も減り、ただ外で挨拶を繰り返す自分がなにやら新人研修を受けているみたく感じてものすごく悲しくなってきた。しかもそのタイミングで親が来るから困ったもんだ。ただ、開店イベントで来てたアンパンマンの着ぐるみが面白かったんだ、それだけでいいんだ、もう。おもむろに外に出てきたかと思ったら歩道と車道の間ギリギリに立って目の前を通る車に手を振ってたよ、アンパンマン。横切った車のドライバーがビックリして横を向いていたよ。というかゼッタイ事故るからやめれwww


 できない人間はできないなりに声を出す。結果として声出しすぎて喉が痛い。
 明日も朝からなのに、大丈夫かしらね、自分。





 それにしても時効警察麻生久美子はやっぱヤバい、かわいすぎる。
 ・・・って、またメガネかよお前w


 そういえば、またメガネにひびが入っていた。まだ買って1ヶ月ちょっとですよ、どんだけー。
 それになんか自分がメガネかけてると迷惑だと今日バイト先で言われたので・・・もうメガネはやめるよ。
 あーあ、じゃあ自分はどうすればいいんですかい。





 


 


 ハートはいつでも真っ赤なのさ!(ぇ





 




 

べしゃり暮らし 1 (ヤングジャンプコミックス)

べしゃり暮らし 1 (ヤングジャンプコミックス)



 ジャンコミ1巻の新装版。
 内容は同じだけれど、ピンナップ付き+巻頭カラーページがカラーで再現。
 これだけあれば十分ですよ、個人的には。


 ・・・ただ早く8月が来てほしいのは確か(笑