Strange Strain Storage.

なんとなくゆるく復活

うそだぁ!




 

 



 久々に名作を振り返ってみような気持ちになって、勢いで借りてきて一気に観て泣く。
 というか、条件反射とは怖いもので、OP曲を聴くだけで涙が溢れてくる自分はたぶん病気。



 結果的に誰かが死んでお涙頂戴というだけでは近年流行る傾向にある恋愛小説だのケータイ小説だのと同じレベルで終わってしまう。その点で「ポケットの中の戦争」が違う部分は登場人物が死ぬことに大して重点を置くのではなくて、あくまで少年の成長にスポットを当てているところだと思う。中学の頃に観たときは死んだシーンばかり鮮明に残っていたのに、いま観たらそんな死亡シーンがものすごくあっさりしていて・・・むしろ死んだ後の方が重要だと思えるくらいに。どうしてラストシーンでアルは泣いているのか、それを理解できたときにきっと周りの少年たちは大人になるのだろう。そして場違いに(むしろ場面には合っている)明るいBGMが流れてきてその対比で観ている方が涙するわけですね。


 しかしいつ観ても思うけれど、浪川大輔はほんといい演技してるよな、子役の頃から。そしてアルがかわいすぎると感じてしまったオレすごく死にたい。ここ数年で色々なものの影響を受けすぎたんだな・・・自分。特にここ1〜2年(笑