イリュージョンVS。
というわけで、昨日は予告どおり「プレステージ」を観に行ってきたのでした@ラゾーナ。
なんというか、ひとりでラゾーナに行くことほど悲しいことはないなと痛感したのですが、それは置いといて。映画自体は面白かったですよ。前半の時系列ばらばらの超展開が、後半に行くにつれて段々と繋がってくる面白さはたまらない。ただ、問題のネタバレ禁止のラストシーンは個人的にはあまり驚かなかった。というのも、ストーリーの中でそのことに幾度も触れているので、それでなんとなく予想がつくからだと思うのですが。なんというか、「隠された記憶」のあの問題すぎるラストシーンを観るともう何も怖くないんだな・・・なんて(笑)。
ストーリーがすばらしい。ライバル同士2人の対決や葛藤は良く描かれていて、ヒュー・ジャックマンに肩入れしようともクリスチャン・ベールの味方につこうとも、どちらの視点からでも楽しめるのではないでしょうか。歴史上の人物として、ニコラ・テスラなんかも出てるしね。しかも演じてるのはデヴィッド・ボウイですよ。
本編で使われているマジックは、ある程度本編のなかで種明かしされているのですが・・・鳥籠が消えるマジックって本当にあんなトリックなのか。だとしたら酷すぎるってレベルを超えてるぜ。
「メメント」のように、段々とストーリーの繋がりが明らかになっていく展開が楽しめた人にはオススメです。
- 作者: クリストファー・プリースト,古沢嘉通
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/02/10
- メディア: 文庫
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思わず原作本を買ってきてしまったよ。内容が違うらしいので。
600ページくらいあるのですが・・・なんとか格闘してみる。
そういえば、今日の夜中か明日、久々にアレをやる予定なので、お楽しみに♪
・・・僕に釣られてみる?