最近読んだもの。

SWORD　GALE（1） (KCデラックス)

　物語の舞台は架空の世界。小国の王の庶子である主人公フレイは、年に一度の大騎槍試合に優勝し、鮮烈なデビューを飾る。それによりその存在を国中に知らしめるのだが、その直後に大国が攻め込んでくることに。実戦経験のなかったフレイだが、国内一の剣士に鍛えられた槍の強さと、敵を上回る戦略を武器に、実権を握り大国と対決していく。

　これは面白い。ストーリーは割とシンプルにまとまっていて、展開に引き込まれる力がある。「ヴィンランド・サガ」や「オルフィーナ」のような、所謂ヒロイック・ファンタジーの中でも魔法の存在しない世界観が好きな人は絶対ハマります。読んでみてください。

月刊少年ブラッド6月号+表紙テレカセット

　290円と月刊誌にしては比較的安価なので購入継続。読みたい作品もいくつかあったので。いまのところ、フカキショウコ先生の「源流武闘伝 -ORIGIN-」がイチオシ。シヒラ竜也先生の新連載「X-assault」も、もともと気になっていた作家さんだけに気になってます。途中からなんとなくストーリーが読めましたが･･･。

　また、今月号から「コミックボンボン」でガンダムまんがを連載していた高山瑞穂先生の新連載が始まったりしてます。フットサルの話らしく、まだ導入ということで続きが楽しみです。

　そういえば、ボンボンといえばついに「海の大陸NOA」が来月号から本格的に復活しますね。

　作者の病気での連載休止からフェードアウトして7年、昨年末から3度の読みきりが掲載されたものの、その後一切音沙汰なしだったためまた暗黒期間に入ったかと思われましたが、ついに「海の大陸NOA＋」として連載開始です。

　とりあえず、前作の単行本未収録分と読みきりを含めて単行本化するまでは続いてください、それが旧作からのファンの望みです･･･。