Strange Strain Storage.

なんとなくゆるく復活

悪夢に喰われた夢使い。



 昨日の夢使い、ストーリーが凄いことになっていました。




 ある中年男性が夢使いに、家族がおかしいから調べてほしいと依頼。そこで依頼人の家に赴いた燐子が見たものは、操り人形と化し同じ言葉を繰り返す家族たちであった。実はその悪夢の元凶は仏壇のお婆ちゃん。婆ちゃんはほんとは生きていて、理想の家族を夢見て家事をこなしていたものの、それが悉くすれ違って厄介者扱いされてしまい、自分なんていなくなればいいのに…という思いが悪夢にとり憑かれてこのような事態に陥ったとのこと。それをつきとめた塔子は、燐子と橘と共に合体技で悪夢を撃破。塔子が婆ちゃんを諭し、依りしろを渡して「この後かどうするかはあなたの自由です」みたいなことを言って去っていく三人。これにて一件落着、と思いきや…。


 ラストに再びその家にスポットがあたる。真っ暗な家の中は誰の気配もない。その中に、奥の和室で一人お茶をすする婆ちゃん。一部屋だけ明かりのついた家を映して終了。



 この結末は…まさか…家族消したんですか?。




 このあまりにもブラックな結末に、微妙なアニメとして放映日ですらマターリ進行だった2ch夢使いスレが今回の放送終了後に限って加速しまくっている。「ひぐらしより怖い」「平塚の事件」といった書き込みも目立っている。これが示すとおりものすごくタイミングが悪いのもそうだけれど、それ以上にスタッフがいい意味でも悪い意味でも原作との差別化を計りたいと思っているのがよくわかった気がする。原作は基本ハッピーエンドだっただけに、この作品の方向性が全くわからなくなってきていて、それはたしかに興味深いことではあるし先が気になるけれど、もとからオリジナルストーリーを多用しているのもあって原作ファンはますます離れていくんだろうな…と思う原作ファンのひとりであった。





 そういえば、OP曲のCD借りてきました。買おうと思ったらどこにも売ってなかったので。





 じつは自分、zabadakのCDを友人に借りて聞いて好きになった人間だったりします(割と最近だけれど)。1話でOP曲聞いて上野洋子っぽいな…と思っていたらスレでもそれが話題になっていて、CD発売を心待ちにしていたのです。


 曲の雰囲気が良く、上野洋子の歌声に合っていて、いまのところ今年イチバンのオススメ曲かも。今もリピート中だったりしますよ。