最近読んだもの。
- 作者: 山本賢治
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2005/11/19
- メディア: コミック
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「カオシックルーン」の続編「カオシックルーンES」の第2巻。
虹死連のメンバーがついに明らかに・・・、なかには見慣れたあの人も。
やっぱチャンピオンに載ってた頃のほうが好きでしたね・・・。「―ES」は主人公がどうにも好かん。
前作のキャラがストーリーにからんでくるということで、竜界のメンバーが少しずつ絡んできてはいますが、
肝心の前作主人公の源リョウガくんや、最終回で突如として生き返ったお師匠さんはいつ登場するのやら・・・。そればっかり気になってしょうがない。
- 作者: 幸村誠
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/11/17
- メディア: コミック
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この巻でトルフィンの過去編が完結(?)。ここから先はマガジンからアフタヌーンへ移行。やはり週刊での連載は無理があったようだ。
思えば、この作品の終盤は休載の嵐だった(*1)。
このまんがの連載をリアルで読んでいた人には、週刊まんがというものがどれだけ人間を「まんが描きマシーン」へと変貌させていくかが垣間見えたであろう。これが自分の週刊まんが嫌いのひとつでもある。
まんがに関しては「量よりも質」だと思っている自分。
月刊になった分、ゆっくりプロットを熟考して、もっと濃いストーリー展開を望みたいと思う。
話は変わるけれど、これを読んでいて、「プラネテス」がアニメ化する際に、いままでのアニメでは「暗い紺色」で表現されていた宇宙の色をあえて「真っ黒」にすることで、宇宙に対してのリアルな表現を追及していた、というのを思い出した。
この巻の中盤の暗い、ただひたすらに真っ黒な海や空の表現には、濃い青色ではない「黒」というものの内に、ただ無限に広がる海や空、そして今後の展開につながる悲壮感など、何かを表しているように感じたのです。
幸村氏は闇に対して、何かこだわりを持っているのかもしれませんね・・・(*2)
しかし、もしこれで過去編が終わりなのであれば、ユルヴァが見られなくなるのが残念なところである・・・。
幸村氏の描く女性キャラは本当に表情豊かというか・・・美しい。