Strange Strain Storage.

なんとなくゆるく復活

最近読んだもの。

カオシックルーンEs 2 (チャンピオンREDコミックス)

カオシックルーンEs 2 (チャンピオンREDコミックス)


 「カオシックルーン」の続編「カオシックルーンES」の第2巻。


 虹死連のメンバーがついに明らかに・・・、なかには見慣れたあの人も。



 やっぱチャンピオンに載ってた頃のほうが好きでしたね・・・。「―ES」は主人公がどうにも好かん。


 前作のキャラがストーリーにからんでくるということで、竜界のメンバーが少しずつ絡んできてはいますが、


 肝心の前作主人公の源リョウガくんや、最終回で突如として生き返ったお師匠さんはいつ登場するのやら・・・。そればっかり気になってしょうがない。





ヴィンランド・サガ(2) (講談社コミックス)

ヴィンランド・サガ(2) (講談社コミックス)


 この巻でトルフィンの過去編が完結(?)。ここから先はマガジンからアフタヌーンへ移行。やはり週刊での連載は無理があったようだ。


 思えば、この作品の終盤は休載の嵐だった(*1)。


 このまんがの連載をリアルで読んでいた人には、週刊まんがというものがどれだけ人間を「まんが描きマシーン」へと変貌させていくかが垣間見えたであろう。これが自分の週刊まんが嫌いのひとつでもある。


 まんがに関しては「量よりも質」だと思っている自分。


 月刊になった分、ゆっくりプロットを熟考して、もっと濃いストーリー展開を望みたいと思う。



 話は変わるけれど、これを読んでいて、「プラネテス」がアニメ化する際に、いままでのアニメでは「暗い紺色」で表現されていた宇宙の色をあえて「真っ黒」にすることで、宇宙に対してのリアルな表現を追及していた、というのを思い出した。


 この巻の中盤の暗い、ただひたすらに真っ黒な海や空の表現には、濃い青色ではない「黒」というものの内に、ただ無限に広がる海や空、そして今後の展開につながる悲壮感など、何かを表しているように感じたのです。


 幸村氏は闇に対して、何かこだわりを持っているのかもしれませんね・・・(*2



 しかし、もしこれで過去編が終わりなのであれば、ユルヴァが見られなくなるのが残念なところである・・・。

 
 幸村氏の描く女性キャラは本当に表情豊かというか・・・美しい。




*1:しかしその代わりに毎回とも一定以上のクオリティを維持していたのが、休載でおなじみの富樫と決定的に違うところであるw

*2:といってもアニメ版「プラネテス」はあくまでアニメなので関わりはあまりないですが・・・原作の宇宙も真っ暗闇でしたよね。