Strange Strain Storage.

なんとなくゆるく復活

生暖かい風。


 人間、引き際が肝心。これはいつになっても常に心のどこかにおいておかなければいけないことだと思う。それをすぐに失うのが自分。というか、もともとそんなものを持ち合わせていないのが自分。

 自習室は早くも機能停止。お正月明けまで休みだって。早い、早いよスレッガーさん。とりあえず家に帰るのが面倒なのでゲーセンでQMA。久々なのにやたら難しい問題ばっか出るな…と思ったらいつの間にかペガサス組になってました。どう見ても即死です、本当にありがとうございました。このまま一人カラオケと洒落込むか、と思った正にその時、もう一人の自分が登場。キミハナニヲスルタメニソトヘデテキタンダイ? そうだった勉強するんだった。でもなんでよりによってバイト先の事務所に行ってしまったんだろうか自分は。まず着いた途端に休憩してた方とコミケ談義、30分。勉強1時間。次に休憩に来た人に驚かれる。ついでに30日の休みがコミケだとバレる。くれぐれも内密に、と念を押す。要は秘密がバレた、30分。勉強1時間。社員さんに「ちょっと早く働かない?」と言われる。とりあえず昼飯を食わせてください。近くのばーちゃん家に連絡。バイトの後に先日した忘れ物を取りに行く予定だったので、それを昼に繰り上げ。ばーちゃん家ではケンタのチキンが待ってた。時期をはずしてるけどウマウマでした。

 戻ってバイト。今日こそ最終日。来年2月までもう出ません。バイト先へと足を運ぼうとする衝動を押さえつけます。レジでパックしているとなにやら五月蝿い声が。見ると小学校の同級生だった。「こいつマジでバイトしてるよ」レジで絡んできた。いやね、そういうノリは嫌いではないんだよ。でも店の雰囲気を読もう。とりあえず心の中で帰れコールを発しつつ、自らの中で最も悪意をこめた接客で悪霊退散。しかしその後もそれを引きずりつつある自分、いつの間にやら全体の接客がてきとうになっていき、あっという間にクレームが。袋の詰め方が雑だったらしい。見た目まったく折れてもいないのに怒られた。社員さんは客をちょっと変な目で見つつも、「ちょっと雑だったね、気をつけて」と軽く注意。最後の最後にこれはもう何もいえない。最後ぐらい役に立ちたかった。とりあえず閉店後にレジ周りを大掃除。しかしそれも自分から率先してやったわけではないわけで。しかしあの方は本当にすごい。なんというかカッコいい。すごく憧れる。そんな独り言。

 さらに最後にやってしまったわけですが、これはもう多くは語るまい。簡単に言うと調子こいて道に迷った。自分の信念は「知らない道はまっすぐ行け」。しかしそれは間違い。今更気付く自分にも残念としか言い様がない。方向音痴もここまでくるとネ申。気づけばあたりは電燈もたっていないくらい夜道。行けどもけものみち。道が何本も交差している。人通りも殆どない。なんだか涙も出てくる。諦めかけた吐息で眼鏡も曇る。同じ道を通ってたチャリと5分後に交差して気まずくなったりも。結局少しチャリを走らせているうちに、何年か前にバスで通った風景と合致。バス通りを必死で追っかけて、さらに二ヶ領用水を頼りにして、どうにか日付が変わるギリギリにご帰還。ありがとう大地、ありがとう太陽、命よありがとう。いただきます。ちなみに、auの三本柱の一つ「なびうぉーく」と呼ばれる文明の利器の力を借りようとしたところ、私の力を使いたいならば対価を払えと。困ったねこりゃ。もう読んだ本も書く気がおきないので、また次の機会に。とりあえず2月にバイト本格復帰できるように頑張るます、さようなら。