「機動戦士ZガンダムII-恋人たち-」観にいってきました。
毎月1日の「映画の日」で鑑賞量1000円ということで、学校の後、川崎まで出向いて観に行ってきた。
「映画の日」の15時ごろの上映で、座席の埋まり具合は3割ほど。
・・・あきらかに前作よりも少ない。
とりあえず観終わって一言。
あのサラの声はありえない!!
・・・やはり予想していたとおりだった。
問題になっていたゆかなフォウはそれほど問題ではなかった。
若干キュアホワイトに聞こえがちな部分もあったが、
やはり本業であるだけに、それなりに役をこなしていたと思う。
(でも、自分にとっての「永遠のフォウ」はやはり島津冴子さんですけどね・・・)
しかし、池脇千鶴のサラは本当に酷かった。
水谷優子さんのサラに似ている似ていない以前に、演技がへたくそ。
まさに、「箸にも棒にも引っかからない」とはこのようなこと。
思わず劇場で「これはない・・・」と呟いてしまった。
続編でもこれでやられるのかと思うと正直キツい・・・。
(まぁ自分くらいの声オタであれば、その場で水谷ヴォイスに脳内変換できますがね・・・とキモい発言をしてみる)
映画の内容としては、
前作でも思ったことだけれど、状況の説明が殆どと言っていいほどないのにもかかわらず、
TV版ストーリーを大胆にカットして再構成しているため、
TV版を見ているかストーリーの流れを知っているかしなければついていけないだろうと感じた。
隣に座っていたちびっ子はこれを理解できたのだろうか・・・。
ほかに感じたことや気になった点を列挙してみた(以下ネタバレあり)。
・ハマーン様と声がかぶるため声優が変更されたマウアー。出番は少なかったけれど、林真里花の声はなかなか合っていてカッコよかった。
・個人的には、Mk-Ⅱがガルダのブースターで宇宙に上がってアーガマに引っ張られるシーンが燃えた。
・富野御大曰く「恋愛映画を目指した」とのことで、女性の魅力はよく描かれている。
・とくにベルトーチカがいい感じだった。川村万梨阿の声を久々に聞いたが・・・やっぱステキだ。
・レコアさんは相変わらずカコイイ!!。クワトロとのキスシーンが新作カットで挿入。次回作ではいよいよシロッコのもとへ・・・。
・「ヘルメットがあるとキスできないね」のファに軽く萌えた(w
・ベンに撃たれて海へと落ちていったフォウの行く末は如何に・・・。血の出てる描写がなかったことやキリマンジャロが次回作収録分ということから、生きてる可能性大。しかしもし次回作でキリマンジャロがカットとなったら・・・もしかしてラストに関係してくるか?
・ハマーン様はラストに少し登場。ガザCの白い専用機が不気味な雰囲気を増大させており・・・カッコよかった。
・前作で大活躍だったブランは開始10分で死亡・・・カワイソス。
・アポリーはZガンダムで大活躍。ロベルトは完全に忘れ去られてて出番が全く無し・・・。
・そしてなによりイチバンの見所は・・・大胆になったヘンケン艦長!カツをラーディッシュに乗せる代わりにエマも乗せろだの、ブリッジでエマがパイロットスーツを着替えてるところをチラチラ覗き見してたりと・・・エロ中年っぷり全開!
・「いいな・・・」「・・・な、いいな」にワロタ。
まぁ、今回の映画はあくまで次回作への繋ぎ的な位置付けにあるため、前回に比べて盛り上がりに欠けたのは確か。
それにこの構成では、やはり客は呼び込めないな・・・。
富野御大も、もう年なのか。
・・・それを払拭する意味も込めて、12月よりブロードバンド放送される富野作品「リーンの翼」に期待age。
(そもそも、富野御大は「リーンの翼」を製作したいがために、スポンサーへの協力で嫌々ながら今回の劇場版を作ったとのウワサも・・・)
すべては来年3月4日「機動戦士ZガンダムIII-星の鼓動は愛-」で明らかに。。。